第33章 参戦!柱稽古へ$
「そういえば、今日からなんですよね」
「どうした?」
「いえ、なんでも…」
座学なら着物でも大丈夫とは思うが、いかんせん体力向上の訓練もあると言っていたし。
「あの、冨岡さん」
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煉獄の屋敷にて。
「杏寿郎様、今日は宜しくお願いします」
「ああ、来たか。藤姫ど、の…」
煉獄が驚くのも無理はない。
白藤がこんな格好でくるとは予想外だったのだから。
そこにいる白藤は下半身は隊服のズボン、冨岡のものだろうか?自分の体格に合わせるように紐で固定している。
うん、それはいい。
問題は上半身だ。
何と素肌にさらしを巻き、適当な羽織を羽織っているという有り様。