第33章 流るるままに$(時透、煉獄、宇髄裏夢)
「まあ、まずは宇髄のを掻き出してからだがな」
「掻き出す?」
「見えるか?この白濁はいわゆる精液だ。人が子を成す為に女人に注ぎ込む言わば男の欲望だ」
どろっとした白濁を白藤の膣内から指で掻き出す。
「…んんっ…///」
達したばかりの白藤の体が煉獄の指による刺激によって小刻みに震える。
「できれば、自分の欲望だけを受け入れて欲しいものだからな」
「僕には分かりませんが…白藤さん気持ち良いんですか?」
「ん…はい///」
陶酔しているような、熱っぽい視線をしている白藤が今の時透にはとても扇情的に写ったのだけは確かである。
「藤姫殿にとっては性行為も食事に含まれるからな」
「食事?」
「たまに本当の食事を口にすることもありますが、抱かれた分だけ回復しますので」
まあ、腰痛や下腹部の痛みなんかは付き物ですが。
うーんと何やら考え込む時透。
「何か?」