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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第32章 しおり100拍手200御礼 今夜はお気の済むまま$


「………私も冨岡さんに会えて良かったです」

「どうした?」

「聞いても良いですか?」

「何だ?」

「どうして、私と一緒に暮らそうと思ったんですか?」

「お前と一緒に居ると心が安らぐ。それと、またお前が作る料理が食べたい」

「料理……それって、鮭大根ですか?」

「琴も聞きたい」

「ああ、遊郭の時に弾いた曲ですか?」

「他も聞いてみたい」

「いざとなると…ああ、『待宵月』なら…」

シャララン、シャララン。

目を閉じ、白藤が奏でる音に集中する。

「………」

シャン。

「冨岡さん、貴方は居なくならないでくれますか?」

「どういう意味だ?」

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