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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第32章 半天狗の最後


炭治郎を捕らえているその手を玄弥が引き剥がそうとするが…



ゴォ。



禰󠄀豆子が半天狗の体を燃やす。

まずい、この火は俺も燃える。




玄弥が手を離した時、半天狗と炭治郎、禰󠄀豆子が崖下へ放り出された。




$$$




まずい。再生が遅くなってきた。
この儂が人間相手に。

人間の血肉を補給せねば。
近くにいるはずだ。



「逃がさない…」



引っ掛かった木の上から無理やり降りなから、炭治郎が半天狗を追う。

だめだ、追い付けない。

そばに人が…

ザッ。



「退いてろ、竈門」

「宇髄さん」



ぐっ。



双剣を使い、半天狗の首元に刺さったままの炭治郎の刀を押し込む。



「音の呼吸・壱ノ型 轟!うおぉぉ!」



ズズ…

いける。
やった!!



頸を斬った。



夜が明けた。

朝陽が辺りを照らす。



ボッ。



「うううう…!!」

「禰󠄀豆子!!」

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