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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第32章 半天狗の最後


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煉獄さんが引き付けてくれてる内に俺たちで頸を斬らなければ!


ようやく炭治郎と合流出来た。


「玄弥、俺たちで頸を斬ろう!!あそこの瘤になってる木に本体が隠れてるハズだ!!」

「おぅ!」

「行くぞ!ヒノカミ神楽・炎舞」



炭治郎の刀が瘤を一刀両断するが、中に本体がいない。

何処だ?
逃げたのか!!

向こうだ!!



「貴様アアア!!逃げるなアア!!!責任から逃げるなアア!!」



逃げ惑う半天狗の本体を炭治郎たちが追う。



「ガアアアアア、クソがアアア。いい加減死んどけお前っ…空気を読めえええ!!」



ブンっ。



玄弥が側に植わっていた木を根こそぎ抜き、本体に向かって投げる。

木ぃ、ぶん投げたーー!!



驚く炭治郎を他所に玄弥は小さな本体を追いかける。



ドカァ。


倒れた木によって少しだけ視界が広がった。


木の隙間を縫って本体が逃げていくのが見えた。


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