• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第31章 痣の出現


ガシッ。



「時透!!」

「時透様!!」



バキャ。

壺の中から大量に現れた蛸足に時透が捕獲され、それと同時にあばら屋が破壊される。



「ヒョヒョッ。どうだ、思い知ったか」

「あ…」



あばら家には確か…



「鋼鐵塚さん…!!」



今ので、押しつぶされたんじゃ……



「あ、あれ…」



鋼鐵塚さん無事だった。


子鉄少年がほっとしたのもつかの間、鋼鐵塚は手に持っていた砥石を地面に置き、再び刀を研磨し始めた。



ジャコ、ジャコ。

まだ研いでる…



「あの…」

「あぁ、気にしないで下さい。あの人、ああなると他のことが目に入らなくなるんです」

「いえ、鋼鐵塚さんが怪我をしてらっしゃるんですが…」

「あぁ、今手当てするのは危ないですよ。寝てる虎を起こすようなものです」

/ 2015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp