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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第30章 半天狗の最後


『貴様は上弦だ。心配ない。普段の実力を出せば柱などとるに足らない。いいか、その場にいる鬼殺の剣士を全て屠れ』

「御心のままに」

生き恥を晒すわけにはいかぬ。

ドドン。

憎伯天が自身の鼓を打ち鳴らす。

「血鬼術・無間業樹」

先程まで五体の竜で応戦していた憎伯天だったが、鬼舞辻の命を受け、広範囲の攻撃を繰り出す。

「煉獄さん!」

「炎の呼吸奥義・玖ノ型 煉獄」

ドゴォンッ!


$$$


グワッ

「っ…!!」

白藤の目の前に竜の首が迫る。

避けきれない!!

「よっと…」

宇髄に抱えられ、その場から離れる。

「大丈夫か?」

「宇髄様、ありがとうございます」

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