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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第30章 半天狗の最後


攻撃が…

その時、炭治郎の目の前にある人物が現れた。

「すまない、藤姫殿。降りてくれるか?」

「はい。杏寿郎様、お気をつけて」

「煉、獄さん?」

「待たせたな、竈門少年。あとは任せろ。炎の呼吸・壱ノ型 不知火」

ピシッ、バキバキバキ。

ゴオゴオと炎が燃え上がり、さしもの木の竜たちも動きが鈍くなったように感じられる。

「煉獄さん、気を付けて下さい!!その鬼は…」

「炭治郎君。杏寿郎様なら大丈夫ですよ。まずは治療をしましょう」

白藤がニコリと笑えば、はいと炭治郎が答えた。

「血鬼術・不治露」

ちゅっと炭治郎に口付けると、真っ赤になって離れようとするので、少々手荒いが隊服の襟を掴んで無理やり口付けを続行し、炭治郎に白藤の唾液を流し込む。

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