• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第30章 半天狗の最後


「勝った!!凄い!!スゴい!!スゴいよ、時透さん!!」

子鉄少年が時透の手を握り、はしゃぐ。

「ありがとうございます。お二人共…」

鉄穴森が二人を労う。

「時透様、杏寿郎様。お疲れ様でした」

少し遅れて、白藤が声をかけると煉獄にああと歯切れの悪い返事をかけられた。

「……?」

スッ。

「藤姫殿、とりあえずこれを着てくれ」

手渡されたのは煉獄がいつも身に纏っている羽織で。

「え?でも…」

「素直に受け取ったら?今の君、目のやり場に困るから」

言われてから改めて自分の格好を見れば、鉄穴森から借りた羽織は前結びもので、襟元から乳房がチラリと覗き、あまつさえ半纏丈で少し屈めばお尻が見えそうな状態だった。

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp