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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第30章 濃密な一時を$(冨岡裏夢)


部屋を仕切っている襖に手をかけると、中から何やら声が聞こえる。



先に誰か来ているのだろうか?

気配を探るべく、聞き耳を立ててみると。



「あぁっ…もっと…冨岡さ…///」



くぐもったような甘い声が聞こえた。



「呼んだか?」



名を呼ばれたから入ってみたら、あられもない姿の白藤がいた。

そのままの格好で固まる白藤を他所に、現状を理解出来ないのか冨岡が首を捻りながら、問う。



「これは……?」



どういう状況だ?


伏せっているはずの白藤は裸であられもない痴態を晒している。


それに先程、俺の名を呼んだ。


それは、その真意は……

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