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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第29章 痣の出現


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「時透様…」

「大丈夫、僕も柱だから」

「お願いします」

「うん」

ダッ。

時透が煉獄と玉壺の元へ走る。

「炎の呼吸・壱ノ型 不知火」

「ひょっ、柱討ち取ったり!」

煉獄の足元に転がった壺に玉壺の本体が移る。

「杏寿郎様!!」

「藤姫殿、そこを動いてくれるなよ?」

「煉獄さん、加勢します。俺が撹乱しますから、迷わずアイツの頸を斬って下さい」

「時透!分かった。承けたまろう!」

「秘技・蛸壺地獄!!!」

ブニッ。

この蛸足、斬れない。

時透が蛸足に拐われる。

ミシミシ、バキン。

刀が折れ…

「時透殿!!」

鉄穴森が寸でのところで時透に新しい刀を手渡す。

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