• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第29章 痣の出現


爆血刀の効力も途切れた!!

銃を構え、玄弥が叫ぶ。

「炭治郎避けろ!!」

だめだ!!
判断を誤った!!

この位置じゃ俺にも当たるから玄弥も銃を撃てない!!

ドン。

まずい。
攻撃がくる…!!

バキャ。

近くに生えていた木々が音を立てて龍を模した姿に形を変え、炭治郎に迫っていく。

身動きできない炭治郎を禰󠄀豆子が抱え、寸でのところで攻撃を掻い潜り、飛ぶ。

「禰󠄀豆子!!」

ドサッ。

着地に失敗し、双方ともに地面に投げ出される。

「痛たた…禰󠄀豆子、大丈夫か!?」

「弱き者をいたぶる鬼畜。不快不愉快、極まれり。極悪人共めが」

半天狗の本体を守るようにして現れた新たな鬼の出現に、その場にいた誰しもが動きを止める。

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp