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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第29章 痣の出現


「いいえ、私はこれくらいしかできませんから。私にも戦う手段があれば…すみません、里の事お願いします」

「……たらればを議論しても意味はないけど、僕は貴方が役立たずだとは思ってません」

「……ありがとうございます、時透様…」


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「ぎゃあああ!!」

炭治郎の刀が半天狗の頸にかかる。

なんて声だ。耳が…!!
でも、いける…!?
頸を斬れ…

ゾワッ。

瞬間、背後の気配に悪寒が走る。

何だ!?
後ろに何かいる!!

喜怒哀楽のどの鬼とも違う匂いだ。

何が来た!?
どうする!?

とにかく頸を斬る!!
斬ってしまえばきっと…!!

ギシッ。

硬い!!
これ以上斬れない!!

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