• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第29章 目覚め


遂に玄弥の目が半天狗の五体目を視界に捉えた!!



ドン、ドン。



銃を打ち込むが、的が小さいためか当たらず、本体と思わしき五体目が逃げていく。



くそったれが。

見つけられるか、こんなもん!



玄弥が五体目の後を追い、刀を首筋に叩きつける。



ギャという叫びが上がるも、その頸は固く、玄弥が振るった刀の方が折れてしまった。



斬れねぇ!!

馬鹿なっ、こんな指一本の太さしかねぇ頸だぞ。



ドン、ドン。



すかさず鉛玉を打ち込むが、命中したのにも関わらず、半天狗はピンピンしている。



「ヒィィィ!!」



叫びはしてるが、効いた風がねぇ!!



グッ。

背後からの殺気。


どうやら、四体の内の一体が玄弥の背後に回り込んだらしい。



あぁ、終わりだ。



玄弥は腹を括った。

/ 2016ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp