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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第27章 蝶屋敷の秘密$(胡蝶百合裏)


蝶屋敷。

アオイが胡蝶に来客を告げる。



「胡蝶様、白藤様がお見えになりました」

「分かりました」



処置室にて。



「薬、ありがとうございます。えっとカナヲさん、それでは私はこれで……」



グググ……

カナヲに手首を掴まれ、困惑する白藤。



「あの…離して下さい…」

「師範から貴方を帰すなって言われているから」



相手は華奢な女の子なのに、振りほどけない!!

あれよあれよと言う間に客間に通される。

カナヲちゃん、案外強引だ。



「あらあら、白藤さん。もうお帰りですか?もう少しお話していきませんか?ほら、お茶でも飲んで」



えぇー、嫌過ぎる。



「………はい」



ゴクリ。

意を決して出されたお茶を飲み込む。



ぐら。

これ、いつもの薬。

危うく、湯飲みを割るところだった。

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