• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第27章 目覚め


「テメェは潰しとかなきゃなァ」

宇髄が可楽の腕を斬り落とし、すかさず胴体を両断する。

ぬかった!!
だが、儂の再生速度の方がこの人間たちより上のはず。

炭治郎が体勢を立て直し、積怒に向き直る。

同時に積怒の腕が再生し、錫杖を構える。

積怒の錫杖が炭治郎を通り越して、玄弥に向かって飛んでいく。

$$$

水獄鉢に囚われた時透は、内側から壁を破ろうと、無理な体勢から刀を繰り出したが、弾力のある壁に阻まれる。

ぐに。

駄目だ、斬れない。

肺に残っている空気でまだ一撃出せるはず。

「霞の呼吸・壱ノ型 垂天遠霞」

ぐにぃぃぃ。

駄目だ。この水の壁は伸びるばかりで破れない。

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp