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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第27章 目覚め


遂に玄弥の目が半天狗の五体めを視界に捉えた!!

ドン、ドン。

銃を打ち込むが、的が小さいためか当たらず、本体と思わしき五体めが逃げていく。

くそったれが、見つけられるかこんなもん。

玄弥が五体めの後を追い、刀を首筋に叩きつける。

ギャという叫びが上がるも、その頸は固く、玄弥が振るった刀の方が折れてしまった。

斬れねぇ!!

馬鹿なっ、こんな指一本の太さしかねぇ頸だぞ。

ドン、ドン。

すかさず鉛玉を打ち込むが、命中したのにも関わらず、半天狗はピンピンしている。

「ヒィィィ」

効かねぇ!!

グッ。

背後からの殺気。
どうやら、四体の内の一体が玄弥の背後に回り込んだらしい。

あぁ、終わりだ。

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