• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第26章 激動


$$$

「ヒョヒョヒョ。針だらけで随分滑稽な姿ですねぇ。どうです?毒で手足がじわじわと麻痺してきたのでは?本当に滑稽だ。つまらない命を救ってつまらない場所で命を落とす。人は、鬼狩りは本当に愚かだ」

昔同じことを言われたことがある。
誰に言われた?

「ヒョヒョッ。しかし柱ですからねぇ。一応は、これでも。男ばかりだが、どんな作品にしようか、胸が躍る」

「うるさい。つまらないのは君のお喋りだろ」

時透が半歩前に出た時、玉壺がおもむろに壺を構える。

手の中から現れたそれは普段の壺とは違う柄。

ドパ。

玉壺の壺から水が溢れ出して、時透の体を包む。

「血鬼術・"水獄鉢"」

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp