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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第26章 それぞれの戦い


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「ちっ、藤血の娘が消えた。一度戻るとするか」



ドカッ。



「うん?」



炭治郎と空喜の交戦。



「どうだ、俺の爪は。この速度、切れ味!!金剛石をも砕く威力だ。震えるがいい。歓喜の血飛沫をもっと上げてみせろ!!」

「お前もな」


炭治郎が勢いで振った刀に頬を斬られる。



バッ。

空喜の顔面に傷がつく。



「カカカッ。何を食らっているのだ、空喜!」



もう一体!?
コイツは……さっきの葉団扇の…



バサッ。

ぐあぁ、風圧で骨が軋む。



メキッ。

傷口が……



耐えろ、耐えろ、耐えろ!
俺は、長男だ!



ガッ。

刀を握り締め、炭治郎が強く踏み込む。



「ヒノカミ神楽 烈日紅鏡」



空喜の脚を斬り落とし、それを掴んで地面を蹴る。



急げ。
禰󠄀豆子と玄弥がいるあの建物に。



ガンっ。

届いた!

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