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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第26章 激動


いた、玄弥!!!
無事だった!!

四体めの頸を斬ってる!!

やった!!やった!!同時か!?

振り返った玄弥の様変わりように一瞬怯む炭治郎。

頸を斬られた鬼達が口々に喚く。

「ガアアア!!何だこの斬撃は!!再生できぬ!!灼けるように痛い!!」

「落ちつけ、見苦しい。遅いが再生自体はできている」

宇髄が目を見張る。

「何てこった」

とんでもねぇぜ。
竈門よォ。

ったく、この天元様の出番を奪いやがって。

そう思いながらも、後輩の成長ぶりに口許が綻ぶ。

一方、炭治郎は突如現れた気配を匂いで追っていた。

何処だ?
玄弥の様子がおかしいのも気になるが、ずっと気になっていることがある。

この匂い。多分五体めの匂いだ!!

見つけなければ…

がっ。

まだ見ぬ五体めに意識を集中していると、いきなり首を掴まれた。

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