• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第24章 それぞれの戦い


$$$

「ちっ、藤血の娘が消えた。一度戻るとするか」

ドカッ。

「うん?」

炭治郎と空喜の交戦。

「どうだ、俺の爪は。この速度、切れ味!!金剛石をも砕く威力だ。震えるがいい。歓喜の血飛沫をもっと上げてみせろ!!」

「お前もな」

バッ。

空喜の顔面に傷がつく。

「カカカッ。何を食らっているのだ、空喜!」

もう一体!?
コイツは……さっきの葉団扇の…

バサッ。

ぐあぁ、風圧で骨が軋む。

メキッ。

傷口が……

耐えろ、耐えろ、耐えろ!
俺は、長男だ!

ガッ。

刀を握り締め、炭治郎が強く踏み込む。

「ヒノカミ神楽 烈日紅鏡」

空喜の脚を斬り落とし、それを掴んで地面を蹴る。

急げ。
禰󠄀豆子と玄弥がいるあの建物に。

ガンっ。

届いた!

/ 1794ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp