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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第23章 芸術作品$


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「何を喰らっているのだ、哀絶。腹立たしい」

「積怒。お主こそ、相手は柱一人ぞ。いつまで遊んでおるのだ?」



コイツら、遊んでやがる。



ダン、ダン。



玄弥の撃った弾が哀絶の頸に命中する。



「即死できぬというのは哀しいのう。だがもうこれで死ねる…ん?」



何故死なぬ。
先に腹に致命傷を負わせた筈じゃ。



「…舎衛国、祇樹給孤独園、与大比丘衆…」

「…何だ?阿弥陀経か?何とまぁ信心深いことじゃ」

「まだ生きているだろうが。頭をカチ割れ哀絶!!」



不味い!!



「おい、不死川弟!逃げろ!!」

「わかっているからいちいち怒鳴るな、哀しくなる」



ヒュン。


哀絶の斬擊を掻い潜り、玄弥が背後に回る。

腹の傷が塞がっている。



「死ぬまで何度でも頸を斬ってやるぜ!!虫ケラ共!!」


「待て!無闇に突っ込むな!!」


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