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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第23章 芸術作品$


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「不味いな…」




竈門も戻って来ないし、白藤は先程、飛ばされた。

数では勝っているが、ここにも鬼が二体いる。



哀絶と確か積怒と呼ばれていた。


積怒は雷を落とす錫杖で攻撃、哀絶は手にしている矛で斬撃を繰り返していく。



何か、ないか?
この二体に勝つ方法は?

不死川弟と竈門妹を使いながら、ここは俺が抑えなきゃならねぇ。



「いっちょ、派手にやるかぁ」



ペロリと舌舐めずりをして、宇髄が積怒相手に距離を取る。



「音の呼吸・壱ノ型 轟!!」


距離が極端に近いのは危険と判断したからだ。

爆薬を使いながらであれば、一定の距離は保てるはず……




ドン、ドン。



宇髄の呼吸を皮切りに玄弥も哀絶相手に銃弾を打ち込む。



「俺の名前は不死川玄弥。しっかり覚えろよ。テメェを殺す男の名前だァ」

「ひゅう。良いじゃねぇか。不死川弟。派手に気に入った!!竈門妹、不死川弟とアイツの相手頼むぜ!!」



哀絶を二人に任せ、積怒の錫杖を封じ込むべく、宇髄が動く。

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