第23章 80,000PV御礼 甘く蕩けるような愛が欲しい$
「変な気遣いしないで下さい」
「ちゃんと聞け…俺もお前を好いている」
「嘘つき…」
「でなければ、説明がつかない。お前にギヤマンを渡したあの日の光景が目に焼き付いて離れない。あの日、何故泣いたのか教えてほしい」
「……ら。嬉し、かった…から…」
「水柱様と呼ぶな。今まで通り冨岡さんでいい」
「はい…///」
愛しい人に抱かれて、私は久しぶりに泣いた。
白藤からの言伝てで不死川に断りを入れた幸だったが、代わりにお前が啼けと白藤の代わりにおもちゃにされたのはまた別の話。
-了-