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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第23章 80,000PV御礼 甘く蕩けるような愛が欲しい$


月明かりの夜に。

白藤は焦っていた。

「っ!?」

雑魚鬼と言えど、俊敏な動きをする鬼を相手に苦戦を強いられる。

ザシュ。

しまった。

致命傷ではないが防戦一方ではこの鬼には勝てない。
でも、近くに鬼殺隊員の姿はない。

これは不味いな。

私はこの鬼に殺されるのか。
呼び出しだからと屋敷から出なければよかった。

ああ、積んだ。

スパン。

それはもう、鮮やかに。

鬼の頸は地面に転がり、灰になったのです。

「え?」

「大丈夫か?」

「冨岡さん…」

「傷が…」

白藤の傷口に目を向ける冨岡。

「あ、直ぐに塞がるので」

シュゥゥウ。

胸元の傷が塞がると白藤の白い肌が露になった。

「っ、着ておけ…」

「ありがとうございます」

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