第22章 藤の花の屋敷の非日常$(不死川裏夢)
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「いつから気づかれたのですか?」
「アイツに張り型ブチ込んで直ぐだ」
「私が覗いて直ぐですね。お見逸れしました」
予想以上に激しい情事を繰り広げていたので、幸も目が釘付けになってしまったのだ。
「お前、俺たち覗いて何もしなかったのかァ?」
「そ、れは…///」
頬を赤らめ、下半身をもじもじとさせる幸を眺めて不死川はニヤリと笑う。
「ソイツをくれてやらァ。分かったら次からは覗くんじゃねェぞ?」
手渡されたのは白藤に使用された張り型。
「返事は?」
「はい!」
これが、私が見ていた全てです。
不死川様激しすぎます。
これからもらった張り型を使って自身を慰めようと思います。
それでは、これにて。
-了-