第22章 70,000PV御礼悲鳴嶼&伊黒裏 その瞳に映せしは…$
魅了を使用するのに抵抗はないのだが、伊黒様の場合、注文が多い。
ただ姿を似せるだけでは満足せず、サイズ全般に質感まで再現しろと言う。
土台無理な話なのだが…
ただ。
「悲鳴嶼様は抵抗ありませんか?」
「私は見えぬ故、平気だ」
とのことだが……
「悲鳴嶼さんがいるとは想定外だ。よって今日は素のまま抱いてやる」
うっわ、偉そう…
ってか、素のままでっていうのが、珍しい。
「私は退室するか?」
「それは…なりません」
「お前も大概だな…」
「伊黒さんに言われたくありません」
「お前たち…」
「もう、良いです。私は悲鳴嶼さんしか相手しませんからね…」
白藤は伊黒からプイとそっぽを向いて、悲鳴嶼に向き直る。