第21章 芸術作品$
ずるっ。
玉壺の体から生えているいくつもの手によって、服を脱がされる。
「女体こそ神秘なり!!見よ、この絹のようなキメ細やかな肌!」
壺に片足を詰め、空に胸を突き出す様な体制で体をグニャリと曲げられる。
「後は真紅の帯で飾り付けたら、見事な女体盛りでございます。あぁそれと……」
ザシュ。
「この娘は鬼ですゆえ、刀を刺さねば完成には成りませぬ!!」
白藤の腹に深々と刀が突き刺さる。
みるみる内に血が滴り、そこに血溜まりができる。
「ふぐぅっ…!!」
「あぁ、お姉さん!!」
「白藤殿!?もう、お止めください!」
「この再生速度、なかなかの逸材…ヒョッヒョ?」
「目障りだ…」
「ヒョッ!?お前のようなガキに何ができる!?」
-了-