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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第21章 芸術作品$


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「何を喰らっているのだ、哀絶。腹立たしい」

「積怒。お主こそ、相手は柱一人ぞ。いつまで遊んでおるのだ?」

コイツら、遊んでやがる。

ダン、ダン。

玄弥の撃った弾が哀絶の頸に命中する。

「即死できぬというのは哀しいのう。だがもうこれで死ねる…ん?」

何故死なぬ。
先に腹に致命傷を負わせた筈じゃ。

「…舎衛国、祇樹給孤独園、与大比丘衆…」

「…何だ?阿弥陀経か?何とまぁ信心深いことじゃ」

「まだ生きているだろうが。頭をカチ割れ哀絶!!」

不味い!!

「おい、不死川弟!逃げろ!!」

「わかっているからいちいち怒鳴るな、哀しくなる」

ヒュン。

哀絶の斬擊を掻い潜り、玄弥が背後に回る。

腹の傷が塞がっている。

「死ぬまで何度でも頸を斬ってやるぜ!!虫ケラ共!!」

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