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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第21章 戦闘開始


ドンッ。



錫杖を床に叩き付けると雷撃に襲われる。



バリバリ。



あの、錫杖……!!

まずい、意識が。

屋根に誰か、玄弥。



ドドン。

衝撃音に炭治郎が驚く。



炭治郎「!?」



ババン。

玄弥が銃で鬼たちの頸を落とす、が。



玄弥「ちっ」



一匹仕留め損ねた。

まだ、辛うじて頸が繋がっている可楽に玄弥が向かって行く。



「おおおお。これは楽しい、おもしろい。初めて喰らった感触の攻撃だ」


銃撃をまるで愉快そうに笑う。


ダン。



「玄弥駄目だ!!どんなに強い武器でもこの鬼は倒せない!!」


炭治郎の発言を他所にとどめを刺すべく、玄弥が腰の日輪刀を抜く。



ザン。



「斬ったら斬っただけ分裂する。若返ってる!!強くなるんだ!!頸を斬らせるのはわざとだ!!」



この鬼の急所は頚じゃない!



「何だぁ、ド派手な音立てやがって、テメェら上弦か?」

「宇髄様!!」

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