第4章 遊郭潜入大作戦$
「そういう妄想をしてらっしゃるんでしょ?」
「クソガキが!!これが鴉経由で届いた手紙だ!!」
べべし。べし。べし。
手紙を善逸に投げつける。
「ギャーーーッ」
「随分多いですね」
炭治郎と白藤が手紙の束を拾い上げる。
「かなり長い期間潜入されてるんですか?」
「三人いるからな。嫁」
「三人!?嫁…さ…三!?テメッ…テメェ!!なんで嫁三人もいんだよ、ざっけんなよ!!」
どごっ。
「おごぇっ」
「何か文句あるか?」
「両手に花ですね」
「あの…手紙で来るときは極力目立たぬようにと何度も念押ししてあるんですが…具体的にどうするんですか」