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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第19章 馳(は)せる


「竈門、あと不死川弟。こいつは俺の四人目の妻になる予定だか…」



どすっ。

宇髄の溝尾を肘で抉る。



「何を仰ってるんです?」

「おー、おー、冷てぇな。言っとくが俺は冗談のつもりじゃねぇからな?」

「……本気ですか?」



心底驚いた様子の白藤。



その時。

ガギィン。



けたたましい音が響く。



「わぁ、何だ!?」

「まさか、さっきの人がもう…」

「あ、子鉄君」

「そのお面、里の…」



子鉄と呼ばれた少年と目が合った。



「あ///」



身に覚えは無いが、どうやら顔見知りのようだ。



「?」



炭治郎に話しかけられて、少年が視線を外してしまったので、話しかけられずじまいとなってしまった。



「そう言えば、結局鍵って何の鍵だったの?」

「絡繰人形です」

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