第18章 蜜璃の悪戯$(甘露寺百合裏)
起こさないように、慎重にその突起を指で弄ってみる。
弾いたり、摘んだり、していると自分の乳房も同じようになってきて。
「んんっ……///」
白藤は時折声を漏らすけど、目を開けては居ないから。
まだ起きない、まだ大丈夫。
と自分に言い聞かせ、右手は白藤のを、左手は自分のを、弄っているとだんだんと身体が熱くなってきて。
呼吸も荒く、鼓動も速くなって。
身体の奥が、きゅんと切なく疼いてしまう。
じんわりと下腹部に熱が溜まっていくのを感じて、内股を擦り合わせるようにモジモジと動く。
触りたい。でも、触って欲しい。
どちらも欲しくて、でも出来なくて。
歯痒さで、余計にもどかしくなる。