第18章 蜜璃の悪戯$(甘露寺百合裏)
「白藤ちゃんの寝顔、可愛いわー」
先程、宇髄によって部屋に運び込まれた白藤の寝顔を眺めていた甘露寺が頬に口付けをする。
「白藤ちゃんと煉獄さん。宇髄さんに遊ばれちゃったのね……」
すんすんと、甘露寺は白藤の首筋に鼻を寄せる。
甘露寺は恋人こそ居ないが、自慰の経験はそこそこある。
だからこそ嗅ぎ分けられる雌特有の甘い香り。
本物の性行為を知らない彼女は白藤から発せられる匂いに釣られて疼く身体をなんとか鎮めようとする。
浴衣を乱して白藤の乳房を露出させる。
見た目は自分のものとあまり変わらないように思えるが、硬く尖るその胸の飾りを見ていると、じっと出来なくなってしまうのだ。