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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第18章 50,000PV御礼小説 終ぞ、願いは叶わずとも$


白藤は静かに巌勝の話に耳を傾ける。
そう、そんな日々が続いていた。

いつしか、それが日課になっていた。

隊士のなかにはお前たちは熟年夫婦かという者たちもいたが、二人は気にする風でもなく。

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藤の花屋敷客間にて。

ただ、一度だけ。

「済まないな」

「何がですか?」

「私なんかと噂になって」

「気にしてらしたんですか?」

「お前が迷惑だろう。ただでさえ、最近私としか情交も交わしていないだろう?」

「私はそれで事足ります」

「しかし…」

「私は巌勝様が言うような立派な人間ではありませんし…」

「私はお前が不憫でならない…」

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