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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第17章 秘湯を求めて$(宇髄&煉獄裏夢)


「そうですね」



パサ。

白藤の頭に手拭いが被される。



「宇髄様?」

「お前も髪濡れてんじゃねぇか。拭いてやるよ」

「あー、宇髄さん。私がやりたかったのに!」



ぷくぅと頬を膨らませる甘露寺。



「お前もまだ濡れてんじゃねぇか」

「わしゃわしゃしないでください〜」



宇髄に髪を弄られて甘露寺が声を上げる。



「宇髄様、慣れてらっしゃいますね」

「そりゃ、嫁三人居るからな」

「そうでしたね」


甘露寺と白藤を交互に見て、煉獄が一言。


「うむ!湯上がり美人とはこのことだな!」

「やだ、もう煉獄さんったらぁ!」



甘露寺にバシッと背中を叩かれている。



「まあ、温泉もだが。今回は刀の手入れだな」

「あ、煉獄さん聞いてください。私たち二人で温泉入ってたら誰かに覗かれたんですよ!酷くないですか?」

「何?」

「何だとぉ?」


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