第80章 家族の形$ 其の二
「義勇さん……んんっ!!///」
「愛してる……白藤っ!!」
びゅるっ、と勢いよく白濁が放出される。
胎内に吐精される感覚に白藤が意識を覚醒させる。
「義勇、さん……」
「白藤?」
「その……今夜ので、二人目が出来たら……///」
「………次は、女の子だと嬉しい」
冨岡の手が白藤の下腹に添えられる。
「え?」
「……俺に似た男より、白藤に似た女の子を抱き締めたい」
「義勇さん……嬉しいですけど、それだと勇輝哉が不憫な気がします……」
「……善処する」
「ふふっ……あ、食事…」
言いかけて、鏡に写った自身の格好を見て白藤が目を白黒させる。
「その前に風呂だな」
「そうですね……」
冨岡に抱えられて浴室に向かう。
離れ用に個室の浴室を新設したと女将から聞いていたので、そちらに向かうことにした。
行為後ということもあり、他人に会わないのが気負わなくて助かるという面もある。
「新設されて助かったな」