第78章 華ぞ咲く$
「鋼鐵塚さん……」
「……俺の事も、『蛍』って呼んでくれるか?」
「蛍さん」
「しのぶ」
改めて今度は鋼鐵塚から口付ける。
言葉はもう要らなかった。
自ら衣服を取り払い、肌を晒け出した二人は抱き合って布団に横たわった。
服越しでは分からなかった、しのぶの豊満な乳房や滑らかな素肌。
戦いで付いた傷もあるとはいえ、白さの際立つしのぶの肌の美しさに鋼鐵塚は息を飲んだ。
今まで誰かを綺麗だなどと、思ったことの無い彼が、初めてしのぶに見惚れた。
「蛍さん、その……吸って貰えますか?」
胸を寄せるしのぶを見て、鼻血を出さぬようにぐっと堪え、鋼鐵塚はしのぶの乳房に舌を這わせる。
乳輪を舐めながら、時折、先端を潰すように舌を動かす鋼鐵塚の頭を抱えて、しのぶは切なげに嬌声を上げる。
「やぁ……はぁん///」
「柔くて、大きくて、感度もいいときたら、こりゃもう極上だな」
ちゅうっと勢いよく吸い上げられて、しのぶの身体が弓形にしなる。