第16章 御館様との逢瀬$
「血が滲むから、唇を噛んじゃダメだよ?」
「耀哉様///」
熱のこもった視線を送っても、耀哉は素知らぬ振りをする。
「白藤、返事は?」
「はい…///」
「うん、イイ子だね」
だが、興奮しきった身体は疼いて仕方がない。
「耀哉様、もう欲しいです」
「仕方がないね。輝利哉ここに男性の魔羅を挿れるんだよ」
ズッ。
あ、挿ってきた。
輝利哉もその淫靡な光景を前にして、結合部に視線が釘付けになる。
「はっ…はぁ…///」
荒い息遣いが部屋に響く。
「相変わらず、君の膣内は締りがいいね」
下から突き上げられ、嬌声が上がる。
「あっ…冨岡さ…」
「君は最近、義勇に抱かれたのかい?」
失言だった。
「あっ、申し訳…ございませ…ん…耀哉…様…///」
「気にしなくて良いよ?君の自由だからね。でも少し妬けるね」