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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第77章 華ぞ咲く$


「顔の傷は、別に自分じゃ何とも思わねぇけどよ、見せられた側の方が気持ち悪いもんだろ」

「…………鋼鐵塚さんは意外と良心的ですね」

「何だ、急に?」

「程度にもよりますけど、一度診せて下さい。跡が残らないように出来るかもしれませんし」



促され、渋々お面を取る鋼鐵塚。



「………瞼の上の傷が深かったからな、人相が悪く見えるだろ?」

「…………/////」

「おい、何とか言えよ。やっぱり気持ち悪いのか?」

「いえ、そんなことは……」



お面を取った鋼鐵塚が思っていた以上に二枚目だったのが、衝撃的で声が出せなかったとは言えず……



「縫い目が少し雑ですね。後で消毒しましょう」

「消毒ぅ?今更そんなに変わんねぇだろ……」

「面倒かもしれませんが、傷口が歪んだまま塞がる前に、ちゃんと処理するべきです」

「ちぇっ、口うるせぇなぁ……」

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