第16章 秘湯を求めて$
「白藤ちゃん、宴会場で待ってるからー」
「はい!」
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「杏寿郎様、お注ぎしますよ」
「よもや、藤姫殿にお酌をしてもらえるとは!」
「白藤ー、次こっちだ」
「はい、宇髄様」
「おう」
「甘露寺様は…もう一膳追加しますね」
「白藤さん、大丈夫ですか?何も食べてませんが…」
「大丈夫ですよ。炭治郎君たちも気にせず、沢山食べて下さい」
「はあ…///」
「杏寿郎様、おかわりお持ちしました」
「かたじけない。藤姫殿はよく気が付くな」
「長いこと藤の屋敷にいますから」
白藤がにこりと笑う。
「白藤ー」