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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第76章 祝福の白は青と交わる$(冨岡裏)


「随分、怠けきってるじゃねェか。てめェら」



宇髄と煉獄の話に割って入ってきたのは、不死川である。



「白藤は昏睡しててもおかしくねぇだろ。柱の俺たちは特にアイツの術に護られてたんだからな……」

「本当もう白藤には一生頭上がんねぇよな、俺ら」

「うむ!違いないな!!」

「………ところでよぉ、白藤てまだ貸し出ししてくれんのかねぇ……」



宇髄の発言に煉獄と不死川が固まる。



「いや、鬼舞辻も倒したことだし。恐らく彼女は冨岡のモノになるのだろう?」

「あぁ、相手が冨岡ってのがムカつくが、その通りだろォぜ」

「……そりゃそうかー。でも、アイツ手放すの惜しいんだよなぁ……」

「誰だってそうだろォ……」



三人揃って、ため息を吐く。



「お?不死川もか?」

「何だァ、宇髄……」

「お前、藤の屋敷の娘といい仲って噂だろ?」

「は?」


不死川はすぐには思いつかない様子だ。


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