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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第3章 藤の花屋敷の鬼女$


「放してください。私はっ…この子はっ…」

真っ青な顔をした少女。
確かアオイと言ったか?
もう片方の腕に抱えられている少女に手を伸ばしている。

「うるせぇな、黙っとけ」

ドン。

「やめてくださぁい」

「はなしてください~~」

「カッ、カナヲ!!」

がしっ。

カナヲが意を決し、宇髄の服を引っ張る。

「地味に引っ張るんじゃねぇよ」

「女の子に何してるんだ!!手を放せ!!」

あの子は確か、新人隊員の竈門炭治郎君。

「人さらいです~~っ、助けてくださぁい」

「この馬鹿ガキ…」

「宇髄様、幼子に興味がお有りで?」

「お前。確か、白藤だったな」

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