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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第3章 藤の花屋敷の鬼女$(冨岡裏)


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「ふふ。これで、冨岡さんも立派な殿方の仲間入りですね」




肌を寄せ合い、二人で布団に入る。




「もし、甘露寺様や胡蝶様とすることがあったらくれぐれも酷くなさらず、優しくして差し上げて下さいね……」



相性が悪くなかった分、少々惜しい気もする。



「何故、甘露寺と胡蝶が出てくるんだ?」

「それは……こちらに通いつめて頂けるということですか?」


療養に通ってくれるならば、こちらとしては申し分は無い。


「それは…」


口篭る所がいかにもおぼこな印象で。


「ふふ。分かってますよ、期待しないでお待ちしてます」



こちらも何故か女郎にでもなった心地がする。



「……そうか」

「ええ」



他にはあまり、言葉を交わさなかったが。

いつになく、心地の良い一夜だった。



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夕暮れ刻。
さて、今日は蝶屋敷に薬を取りに行かなくては。



あれは?


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