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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第16章 秘湯を求めて$


「甘露寺様、出ましょう」

「えー、仕方ないわね」

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甘露寺部屋前の廊下。

「甘露寺様、髪乾かしますね」

「わー、ありがとう。終わったら白藤ちゃんのもやってあげるわね」

「いえ、私は…」

「にしても、覗きなんて許せないわ。ねぇ、白藤ちゃん!」

「そうですね…」

柱の風呂を覗くとは命知らずも居たものだ。

「あら?煉獄さーん、宇髄さーん」

ブンブンと手を振る甘露寺。

「甘露寺、それに藤姫殿ではないか!」

「杏寿郎様と宇髄様も温泉に?」

「何っ、二人とも先に入って来たのか?」

浴衣姿の二人を見て宇髄が声を上げる。

「はい」

「気持ちよかったよねぇ。白藤ちゃん」

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