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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第14章 好きって何ですか?$(冨岡裏)


「お前も食べられるのか…」

「うーん、私の場合は気分次第ですが…誰かと食事をするのは久し振りなので」


給仕をするのが嫌いな訳では無いので、作る分には苦労は無い。


「そうか……」

「お味はどうでしょう?」

「ああ、うまい」

「良かったです」


冨岡がこちらをじっと見つめてくる。



「あまり、顔色が良くないな…」

「流石に不治露三連発は疲れました」



本当は宇髄に抱き潰されたのが原因なのだが、例え真実でもそれは言いたくない。



「お前が消耗する術なのか?」

「体液を相手に与えるので私も消耗します。まぁ性を喰らえば修まるのですが…」



ふぅと独り言のように呟けば、すぐ横に冨岡の顔があってドキリとした。



「何ですか?///」

「要は抱けば治るのか?」



ギシッと畳が軋む。



「本気ですか?///」

「……俺もお前に世話になったからな」

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