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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第72章 邂逅、別離


やはり、一人では太刀打ちできないか……

時透はこのまま戦い続ければいずれ負けると判断した。

加勢をしてもらうしかないが……

この場には自分を含め、柱が四名。
あとは白藤さんと玄弥か。

とはいえ、無策で勝てる相手でも無い。

何か、見つけなければ。

「あの鬼……」

「時透の技に慣れてきやがったなァ……」

「…………」

白藤の頭を少々乱暴に撫で回す不死川。

「そんな顔すんなァ……」

「不死川様……」

「誰も時透を見捨てたりしねェよ」

「はい……」

深く息を吸い、心を落ち着けるようにする。

「スー、ハー……」

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