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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第13章 好きって何ですか?$


「うにゅ…あ、冨岡しゃん。羽織れきました…」

ごしごしと目元を擦る白藤に。

「無理をさせたな…ゆっくり休め…」

ぐきゅう。

「?」

「お腹空きました…冨岡さんも何か食べますか?///」

「別に…」

かぱ。

「うーん、冨岡さん。鮭大根とか如何、ですか?」

心なしか目が輝いていたような。

「すぐに用意しますね」

トントントントン。

安定した包丁の音に、本当に準備しているのだと気付かされる。

数十分後。

「はい、どうぞ」

コトと置かれた器には本当に鮭大根が用意されていて。

「お口に合えば良いんですが…」

モグモグと咀嚼する冨岡の横顔を眺めながら、自らも箸を進める。

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