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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第13章 煉獄復活劇$


無限列車、掎窩座との決戦後。



「煉獄さんは負けてない!」



炭治郎の必死の雄叫びに。


逃げる猗窩座目掛けて、炭治郎は刀を投げつける。


当たるかどうかなど関係がない。


今、ここで命尽きる仲間を目前にして、上弦とはいえ、手負いの鬼を逃がすなんて……



炭治郎はその場に屑折れた。



「その通りです、杏寿郎様はまだ負けてはいません」

「……?」




隠したちと一緒に現れた白藤を見て炭治郎が首を傾げる。



「隠の方、すみませんが移動をお願いします。杏寿郎様。まだ死んではなりませんよ?」

「貴方は……?」



突然現れた女性は銀髪に藤色の瞳をしていて、独特な気配を持った人だった。



$$$↓ここより、煉獄杏寿郎裏。体力底なし。何でも許せる人向け。



日の届かない暗がりに暗幕が掛けられる。



「では、杏寿郎様。失礼します。血鬼術・不治露」



杏寿郎と舌を絡め合う口付けを交わす。



「む?出血が止まった。体力も少し戻ったぞ」

「それは良かったです。杏寿郎様、その怪我を全て完治させますか?」

「何とそのようなことが出来るのですか!それなら是非とも!まだ俺はやらなければならないことがあるのです!」

「では、お付き合い願います。失礼ですが杏寿郎様は恋人はおありで?」

「ないな!俺はこれまで剣の道一筋だった!」

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