第13章 好きって何ですか?$
「お前も食べられるのか…」
「うーん、私の場合は気分次第ですが…誰かと食事をするのは久し振りなので」
「そうか……」
「お味はどうでしょう?」
「ああ、うまい」
「良かったです」
「あまり、顔色が良くないな…」
「流石に不治露三連発は疲れました」
「お前が消耗する術なのか?」
「体液を相手に与えるので私も消耗します。まぁ性を喰らえば修まるのですが…」
ふぅと独り言のように呟けば、すぐ横に冨岡の顔があってドキリとした。
「何ですか?///」
「要は抱けば治るのか?」
ギシッと畳が軋む。
「本気ですか?///」
「俺もお前に世話になったからな」