• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第71章 残荷、陽炎


「強い者は弱い者を助ける。か……それは人間の思い過ごしでしかないんだ。俺が今から証明しよう。圧倒的強者の前にいる弱者は淘汰されるんだ!破壊殺・砕式 万葉閃柳!!」

猗窩座からまた新しい広範囲の技を放たれた。

「炎の呼吸 陸ノ型 天道直下!!(テンドウチョッカ)」

振り下ろす勢いで全てをなぎ切る。

猗窩座の腕をすんでのところで斬り落としたが、床はその技の衝撃で円形に亀裂が生じる。

不安定な足場の中だが、炭治郎は前に進む。

「ヒノカミ神楽 飛輪陽炎!!」

猗窩座の頸に刃が届くも、類まれなる速度で躱されてしまう。

「刀身が伸びたように見えたが、小手先だけではおには勝てんぞ!」

危うかった。

あと一瞬反応が遅れていたら、頸を斬られていたかもしれない。

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp