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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第71章 残荷、陽炎


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「見つけたぞ琵琶の鬼」

鳴女の近くにやってきた伊黒は刀を構える。

「伊黒さん。私も戦うわ」

「甘露寺!?」

予期せぬ甘露寺の登場に困惑しつつも、伊黒は鳴女から目をそらさずにいた。

この鬼にこの無限城を操られている。

何とかして食い止めねば、無惨にたどり着けない。

「私があの鬼の動きを止めるわ!恋の呼吸 壱ノ型 初恋のわななき!!」

甘露寺の日輪刀がしなり、鳴女に向かっていく。

ベンっ!!

「へぁ!!」

扉が飛び出してきて、甘露寺が吹き飛ばされる。

「甘露寺!!」

「だ、大丈夫よー、すぐ戻るわー」

うー、恥ずかしい。

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