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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第69章 向かう先に


私の血で鬼を増やす……

でも……

「白藤……」

「御館様!無理をなさらないで下さい!」

先程まで夢の中にいた御館様が目を覚ました。

「鬼舞辻だ……彼が、ここに来ている……」

鬼舞辻……?

「あの男の気配……」

珠代の顔が歪む。

表情に憎悪が滲み出ている。

そんな時、冷たい風が頬を掠めた。

ひたひたと何かが近付いてくる気配がする。

何だろう。

きっとよくない者が迫ってきている。

白藤の胸中はザワついていた。

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